さいたまと
ワールドカップ





COLUMN●コラム


#057
  J2全体のことを考えれば


 今回は、かなり傲慢な内容です。レッズサポーター以外はムカつくかもしれません(読んでないって)。

 3月30日、サガン鳥栖−レッズの入場者は7,954人。平日の夜としては大変な入りだといっていい。この日の他会場は、室蘭で行われたコンサドーレ札幌−アルビレックス新潟が3,162人、これはデーゲーム。夜に大宮で行われた大宮アルディージャ−大分トリニータが1,702人だったから、札幌の数にはびっくりした。

 さて3月30日の鳥栖−浦和に浦和近辺から駆けつけたサポーターはおそらく100人未満だったと思う。僕が顔を知っている人が20人くらいだったから、それから推測すると100人でも多すぎるかもしれない。

 この試合が、土曜日か日曜日に行われていれば、どうだったろう。鳥栖は博多経由になるから、1泊2日の旅行パックはかなり安いものが出ている。もし会社を休まなくてもいいとなれば、300人、いや500人くらいが海を渡ったのではないかと思われる。これは長年の僕の勘だ。

 ホームの試合日が平日か土日かということは、入場者に少なくない影響を与える。また大型連休や春、夏の休みにかかるかどうかも気になる。平日だろうが土日だろうが、観光シーズンだろうが、アウェーに出掛けるサポーターの人数がほとんど変わらないというチームもあるだろうが、レッズの場合は大いに関係がある。

 無茶苦茶なことを言わせてもらえば、レッズのアウェー戦で遠いところ、今年で言えば大宮、湘南以外の8チームの(ほとんどだな)試合を、観光シーズンからはずした土日に組めば、大勢のレッズサポーターが行くはずだ(観光シーズンは会社を休みやすい半面、交通手段が混むので行きにくい)。各クラブの収入アップにもつながるし、地元の経済にも多少は好影響があるだろう。

 その分、レッズのホーム戦に平日が多くなるし、他チームのサポーターはアウェーに行きにくくなるという弊害も出るだろう。しかしJ2全体の総観客数は大きく上がるはずだ。また、各チームのホームスタジアムで入場者記録更新続出、ということも出てくる。これはJリーグの活性化に大いにつながるはずだ。

 今シーズンの日程はもう決まっているし、来年はレッズがJ2にいない(はず)だから、実現不可能なことだが、Jリーグもたまにはそういうことを考えてよいのではないか。「通常、当日1500円の自由席が、レッズ戦のみ2000円」という、正直な水戸ホーリーホックの料金設定を見て、そう考えついた。

(2000年4月7日)