さいたまと
ワールドカップ





COLUMN●コラム


#064
  次のMDPの表紙は何だと思う?


 今日5月21日、大原サッカー場へ練習の取材に行った帰り、知らない女性に呼び止められた。

 「清尾さん、次のマッチデーの表紙は決まりましたか?」
 「いいえ、明日の試合(大宮戦)を見て決めようと思ってます」。
 「ぜひ、永井君をお願いします」。
 「え、そう言われても…」。
 選挙じゃあるまいし。でもすいぶんと深刻な表情だった。

 まあ、永井雄一郎がMDP160号(5月27日・鳥栖戦)の表紙というのはかなり、いい線だ。(1)まずもって湘南戦でのゴールの印象が強い。(2)また今年はほぼコンスタントに出場して、点も取っている。(3)それに鳥栖は前回の対戦で7−0で勝ったが、永井はその試合で2点を入れている。(4)そして何よりも97年から一度も表紙になったことがない。

 最後の項目については不思議としか言いようがない。別に永井の表紙を避けてきた訳ではないのだけれど、これまでそういう訳かタイミングが悪くて実現してこなかった。永井には申し訳ないと思うし、ファンが切望するのも無理はない。

 そもそもMDPの表紙というのは、どうやって決めているのか。だいぶ以前はクラブから「はい、これを使って」と言われたものを使ってきたけれど、そのうち僕にも一票投じる選挙権ができてきた。数年前からは完全に僕が決めて、選手のポジフィルムをクラブから借りるようになった。99年からは写真も全部自分で撮っている。

 今はどうやって決めているのかというと、さっき永井のところで述べたような、(1)〜(4)みたいなものが基準になっている。たとえば159号(湘南戦)の内舘秀樹なら、今季リーグ戦では加入後初めてのフル出場で、攻守によく効いており、前節の水戸戦で大きなミスがなかったし、湘南戦の1回戦で同点ゴールを挙げている。それが内舘に決めた理由だ。基本的に、MDPを見たサポーターが「よし、今日も頑張ろう」と思えるような表紙にしたいのだ。その試合に出る選手、というのも一つの基準だ。いかにサポーターに人気があり、活躍している選手でも、ケガで欠場しているとなると、表紙にはしづらいし、出場停止なら絶対に表紙にしない。出場停止というのはぺナルティだからだ。

 しかしMDP本体の締切りは試合の前々日だが、表紙は1日早い。つまり土曜日がホームゲームなら水曜日の夕方には決めなければならない。水曜、土曜と試合があるときは、水曜日の試合の結果は表紙に反映できないのだ。そういうとき、警告でリーチがかかっている選手は表紙の候補にしづらい。特にDFは。もし1発退場になってしまったら?そのときは居直るしかないけど、まだ経験がないなあ。

 それとは別に僕の「期待」を込めた選手を表紙にすることもある。それからサポーターから正当な評価を受けていないけど、彼は頑張っていると思うぜ、とアピールする場合もある。監督にアピールしたときもある。平たく言えば、清尾が感じるままに勝手に決めている、となってしまうか。だから以前は1シーズンに同じ選手は2度使わない、みたいなところがあったけど、去年からそういうシバリもなくしている。まあ2回目はよほど「これだ」と感じないと表紙にしにくいけど。

 さあ、ここまで言ったらいってみようか。「MDP表紙予想クイズ!」  MDP160号の表紙は誰でしょうか。予想してください。当たった人にはその表紙に選手のサインとあなたの名前を入れて差し上げましょう。全員に。応募はメールで僕に直接ください。締切りは当日の朝。MDP本体ではできない遊びだなあ。あ、そうそう。表紙を決めるのに、もう一つ大事な条件があった。「僕の手元に、ポジフィルムがある選手」というのが大前提でした。

〈MDP表紙予想クイズ〉

【対 象】 MDP160号(5月27日・鳥栖戦)
【宛て先】HAG03546@nifty.ne.jp
【締切り】5月27日午前6時
【その他】

タイトルは「MDP表紙予想」に
予想の理由も書いてくれたらうれしい
1人1通のみ
賞品を郵送するので〒住所、本名を忘れずに

 

(2000年5月21日)