さいたまと
ワールドカップ


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COLUMN●コラム


#140
滑り出し

 昨日も含めて10回のJリーグの開幕戦を振り返ってみると4勝6敗だ。あらら、アウエーでは5戦0勝、ホームでは5戦4勝。じゃあマリノスに負けても仕方なかったのか…、などと納得するのが目的ではない。
 レッズの10年の中で、ターニングポイント(になるか)とされた95年。あのシーズンの滑り出しを振り返ってみたら、開幕をアウエーでフリューゲルスに0−1で負け。第2節はホームでジェフに1−0の勝ち。その後は無得点で4連敗。なんと6試合で1点しか取っていないのだ。そのときのレッズを見て、1stステージ3位に躍進することを誰が予測できただろうか。僕は入院中だったから試合を生で見たのはジェフ戦までだったのだが。
 長期ビジョンなどなく、とにかく勝てるチームにしてくれと言われてすぐに結果を出さなくてはならなかったオジェック時代でさえ、新チームのスタート時期というのはそうだったのだ。
 「3年計画」と言われても、僕は今年のタイトルをあきらめた訳ではないが、あせる気もない。ましてや1試合で新しいレッズの将来を予言することなどできない。3月3日のマリノス戦がスタートであることは間違いないのだから、そこから何が変わっていくかを試合ごとに見ていきたい。
 そういう観点で昨日の試合の僕の感想を言うと、基礎はできても応用はまだまだ、ということ。というよりも基礎のやり方は学んでもまだそれが身に付いてはいない感じだ。マリノス戦では局面を打開する前へのパスは少なかったし、サイドへのパスも緩かった。ダイレクトのパスも少なかった。練習でかなりできていることが、実戦になるとできない。それは、まだ実になっていないということだろう。
 まさか、オフトがピッチの中にいないと駄目ってことはないだろうな…。


(2002年3月4日)