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COLUMN●コラム


#216
シーズン初


 新しいシーズンになると、何にでも「初」が付く。初ゴール、初アシスト、初スタメン・・。
 いずれも「今季」が頭に付くが、やはりFWなら初得点を決めてシーズン開幕を実感するだろうし、DFやGKは初完封してホッとするのかもしれない。こういう「初」なら早く出た方がいいが、初失点、初警告、初黒星なんてのは、遅いに越したことはないし、いっそ最後まで出なければもっといい。ゲームの「初」は選手に任せておいて、僕自身もやっぱりいろいろな「初」がある。


 開幕して最初にシャッターを切るのは誰だろうとか、初インタビューは誰にしようとか。シーズン初MDPの表紙は誰がいいか、なんて悩みもある。そんな中で、チームの初失点、初黒星と同じくらい嫌なもの。本来あってはならないものがある。
 シーズン初ミス。よろしくMDPに絶対にミスをしないようにいつも肝に銘じているのだが、毎年いとも簡単に「初」ミスが出てしまう。クラブの広報誌でもあるMDPのミスは、「初」が遅い方がいいどころか、シーズン通してあってはならないものだ。と言ってるそばから、22日に発行したMDP増刊号に馬鹿馬鹿しいほど単純なミスをしてしまった。気付いた人も多いと思うが15ページの開幕クイズ。開幕スタメンを当てるものだが「開幕戦」の次にごていねいに(3月8日、鹿島戦)としてある。ナビスコとリーグがごっちゃになってしまった。対象にしたかったのはシーズン開幕という意味でナビスコの磐田戦。オフトだからどちらも同じでは?という見方もあるが、エジムンドとエメルソンの仕上がり具合いが遅れそうな今年は、どうなるかわからない。増刊号を手にした人全部がこのコラムを読んでいる訳ではないので、ここで訂正しても仕方がない。ミスは本来取り返しがつかないのだ。
 ただ、恥をさらすことによって少しでも自分の気持を引き締め、今シーズンの初ミスを防ぐことができたら、と。
 え、初ミスはもう出たじゃないかって?まあ、あれはプレシーズンマッチみたいなもの、ということで。
MDPの本番は3月15日・名古屋戦(違うって!東京V戦)。
 今季はチームのトップ5狙いにふさわしいMDPになるよう、いっそう奮闘する所存。頑張りましょう。


(2003年2月24日)

<追伸>
 旅先につき携帯メールで短文失礼。明日また更新予定。