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COLUMN●コラム


#219
キャプテン


 「キャプテンは内舘」。6日の練習の後、オフト監督がそう言った。別に驚きはしなかった。どうして今まで、たとえば4日の「語る会」でも言わなかったのだろう。そんな感じだ。


 それはともかく、ちょうど大原から内舘が帰るところだったので話を聞きに言った。
 「あらっ」
 なんだか顔が精悍に見えた。オーストラリア合宿で日焼けしたせいかもしれないが、ホントにたくましく見えたのだ。ほかの記者の話を聞きながら僕は思った。
 内舘がキャプテンで、誰も驚かない。それは、今年に入ってからいろいろな場所で選手の代表としてあいさつしていたからか?そうじゃないな。たとえば去年の今頃、福田と井原がいなかったと仮定して「キャプテンは内舘」と言われたら、きっと驚いただろう。それが今は半ば当然のこととして受け止められたのは、あいさつなどの「地ならし」のせいではない。去年1年間の内舘を見てきたからだ。
 去年の内舘は、試合を追うごとに声を出すことが増えていった。本人は「ポジションがそういうポジションだから」というが、単なる後ろからのコーチングだけだったのが、「さあ、ここ頑張ろう」とチーム全体を引き締めるような言葉を多く発するようになっていった。それは練習でもそうだった。
 ロッカールームの中ではどうなのか知らないが、グラウンドでの様子を見る限り、去年1年かけて「キャプテン内舘」が作り上げられてきたような、そんな気がするのだ。年齢と経験による自覚。それが去年の内舘を変えていったものだとすれば、それに「立場」が加わった今年、さらに彼がどう変わっていくか。楽しみでもある。さあ、明日。


(2003年3月7日)

<追伸>
 3月15日付けの埼玉新聞で、レッズの開幕特集があります。そこに掲載するサポーターのコメントを募集します。テーマは「レッズのトップ5について」です。200字〜300字で、3月10日までに到着したものの中から選択させていただきます。ぜひ、ご協力ください。掲載分については掲載紙をお送りします。「埼玉新聞特集用投稿」とし、ご住所、お名前(HN不可)、できれば年齢も添えて、HAG03546@nifty.ne.jpまでお願いします。