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COLUMN●コラム


#259
うれしい理由


 雑誌などは、人気のある内容、メーンのものを最初の方に持ってくることが多いようだ。僕はMDP以外に作り手の立場になったことはないから、これは読み手としての立場。雑誌媒体は好きな場所から読めるし、好きでもないところは飛ばすこともできる。後半の地味な連載、あるいは固めのコラム、特集から読みたい人もいるだろう。だけど平均して、新しい話題、人気の話題がページの先に来るようだ。
 もっとも確実に読まれるような内容のものを最後にもってきて、締める、という手法もあるのか。サッカーマガジンやダイジェストで、Jリーグの試合結果が最後の方に来ているのはそういうことなのか。あるいは結果は誰もが知っているのだから、情報としては2〜3日前のものになってしまうから、毎週巻頭を飾るにはインパクトが足りないのか。


 でもテレビは違う。後ろの企画を先に見たり、見たくないものを「見飛ばす」ことはできない。だから、その番組の中で自分が見たいコーナーがあるときは、それが始まるまでずっと見ていないといけない。それほど見たくないものが先にあっても、お目当てのコーナーがいつ始まるかわからないと、それを絶対に見逃したくない場合は我慢していないといけない。
 もしかしてテレビ局もそのへんを考えているのか。ある番組の中でA、B、Cというコーナーがあって人気の度合いがA>B>Cだとしたら、番組の進行順をA→B→Cにすると、Aが終わった段階でチャンネルを替えられてしまうかもしれないから、放送順をC→B→Aにしたりするのか。最近は番組の冒頭で「Aは何分ごろ、Bは何分ごろから」と目次を示してくれる場合もあるが、そのサービスがない場合、先に持って来たコーナーほど人気がないと局側が考えている、と表明しているようなものじゃないか?
 その論理からすると8月16日深夜のサッカー番組で、Jリーグの結果をあとにして、代表監督の(突っ込みレス)インタビューを長々とやったテレビ局は、ある意味ジーコ様に失礼なんじゃないか?


 なにをくどくどと。たまにレッズが勝ったから楽しみに見たサッカー番組でJリーグを先にやらなかったからといって、文句言うなよ。ごもっとも。そう思われても仕方がない。でも一般論としても合ってるでしょ?上記。


 ま、それほど磐田への完勝がうれしかったということ。ジブコヴィッチがいなかったから、と言っても3日前にはそのジヴコヴィッチがおらず10人になった磐田が横浜Mに勝っているんだから。磐田がどうこうより、レッズが強かった、と言っていいでしょ。「強くなった」と言うには早いかもしれないが、この試合では強かったと言っていいでしょ。


 磐田にこういう試合をしたあとに、京都にコロッと負けたりするんだよなあ。
 うん。それはレッズをよく知ってる人の見方だ。でも最近は実はそうでもないって知ってる?「オフトレッズにはサプライズがない」とか言う評論家もいるようだけど、それって波がなくなったきた、ということじゃないの?意外性がなくて面白くないなんて、自分の好みを前面に出した言い方だけど、右肩上がりに安定してきて何が悪いのよ?レッズに波乱があった方が仕事は増えるかもしれないけどさ。


 2週間空いているけど、今季初のリーグ3連勝。
 1stステージ2位の磐田に完勝。
 今後を予感させるエメルソン−達也の新ホットライン(誰か名前付けてくれ。除くTBS)。
 2ndステージ「首位」はともかく年間順位も5位に上がったようだ。


 うれしい理由はいっぱいあるが、「ビジョンの共有」の範囲内にいてくれるのがうれしい。僕って平和主義者だから。


(2003年8月18日)