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Weps うち明け話
#020
クラブユース(U−18)その2
 昔、バーミンガムに行ったとき、サッカーショップの店員が「マンチャスター・ユナイテッド」と発音していたので、その記憶がいつまでも残っている。というのは大ウソ(#19の1行目参照)。

 さて、ユースの話題だ。7月30日からJヴィレッジで試合が行われている第29回日本クラブユース(U−18)選手権で、レッズユースは決勝トーナメント進出を9割5分程度モノにしている。今日、2日のグループリーグ最終節で結果が出る。
 2試合を終えて、レッズユースは2勝でBグループ2位。愛媛FCに4−1、千葉ユースに4−0、得失点差を+7とかせいでいる。愛媛は1勝1敗の得失点差−1、千葉も1勝1敗で得失点差−3だ。昨年優勝の広島ユースは千葉、愛媛に敗れ2敗している。最終日の今日、レッズが広島に勝てば3勝で文句なしの1位。万一負けても2勝1敗で、千葉対愛媛の勝者との得失点差勝負になるが、愛媛と8、千葉とは10開いているからよほどのことがなければひっくり返らない。決勝トーナメントに進めるのは各グループの1位×6チームと、各グループの2位のうち成績上位2チームだ。1位になっておくに越したことはない。
 次の問題は8チームによる決勝トーナメントの組み合わせ。Aグループ1位対Bグループ1位、みたいに決まっているのではなく、グループ1位のチームの中で成績による順位をつけ、1位グループの1位になると、1回戦(準々決勝)で2位グループの2位つまり一番下の成績で予選を通過したチームと対戦する。当然、勝つチャンスが大きくなる訳だ。

 さて、レッズが総合1位の成績で決勝トーナメントに進む可能性はどうか。
 大会規定によると、グループ1位同士、2位同士の成績で順位をつける場合、得失点差、総得点の争いになった場合、各グループ最下位のチームとの対戦成績は削除される。この規定が大きく順位を左右する。
 まず3戦全勝でなければ総合1位はまず望めない。レッズが今日、広島に勝つと、広島は3敗でBグループ最下位となるから、どんな得点差であってもその成績は除外され、愛媛、千葉と対戦結果である、現在の得失点差+7が確定する。
 他グループで3戦全勝となる可能性があるチームを見ると、AグループのF東京が得失点差+6、DグループのG大阪が+21、Eグループの東京Vが+2、Fグループの横浜Mが+11、名古屋が+10となっている。なんだ、レッズの+7なんて危ないじゃないか。さにあらず。F東京が4−0で勝ったFCみやぎ、G大阪が18−0で勝ったTONAMI、横浜Mが9−0で、名古屋が8−0で勝った安芸FCは、それぞれ2敗しており、最終節の結果次第で各グループ最下位になってしまう。そうなれば、これら総合1位のライバルチームが大差で勝った試合結果が削除されてしまうから、F東京は最終戦であと5、G大阪は4、横浜Mは5、名古屋は5点差をつけて勝たないとレッズの+7に並ばない。
 最終戦で何が起こるかわからないから、軽はずみなことは言えないが、レッズが総合1位になる可能性は高い。今日、午後1時からの広島戦で勝つことと、ライバルチームが大勝しないことが前提だから、現地で取材しながら見守ることにしよう。

 よく見たら、レッズの総合1位を危うくする最大の要素があった。Fグループの最終戦は2勝同士の横浜M対名古屋、2敗同士の安芸FC対三菱養和。横浜M対名古屋だけを気にしていたが、安芸対養和で安芸が勝ったら、最下位は養和となり、横浜Mと名古屋が安芸から挙げた9点と8点は残る。どちらが勝ってもレッズを上回る。これはまずい。1時に間に合えばいいと思っていたが、10時半からの安芸対養和も見られるように、今すぐJヴィレッジに向かうことにする。
(2005年8月2日)
〈EXTRA〉
 どうして総合1位にそんなにこだわるの?
 もちろん準々決勝で、比較的成績が下のチームと当たる、というアドバンテージもあるが、総合1位は準々決勝と準決勝が午前10時半から試合がある。その方が取材の都合がいいから…。
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