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Weps うち明け話
#047
兄弟国立
 西が丘サッカー場からの帰りです。史上初の兄弟国立となりました。

 高円宮杯第17回全日本ユース(U−15)選手権準決勝で、浦和レッズジュニアユースは狭山ジュニアユースFCを8−0で下し、29日の決勝に進出。国立競技場で午後3時から行われる天皇杯準決勝、大宮アルディージャ対浦和レッズ戦の前に、午前11時半からFC東京U−15深川と優勝をかけて対戦する。
 高円宮杯U−15の決勝が天皇杯準決勝と同じ日に国立で行われるようになったのは昨年から。去年は準決勝はレッズ−ジュビロだったけど、高円宮杯決勝は福岡−東京Vだった。
 かつてはJユースカップの決勝が長居スタジアムで行われる天皇杯準決勝の前に行われていて、鹿島がユース、トップと兄弟出場したことがあるが、国立では初めてだ。今年の1月1日の東京Vと日テレ・ベレーザは「兄弟」とは言わないだろう。

 8−0は大勝だが、中1日で決勝を迎えることを考えると、それだけで喜んではいられない。大量点に気が緩むことも考えれられるからだ。相手の東京はサンフレッチェ広島ユースと4−4のシーソーゲームを演じた末にPK勝ち(しかもサドンデスで8人ずつ蹴った)。勢いがつく勝ち方かもしれない。逆に勝ったことで満足してしまうことこ考えられるが。
 ただ、レッズジュニアユースは前半3−0でほぼ試合を決定付け、後半4点、5点と追加していってもプレーが雑にならず、次の点、次の点を追求していた。狭山は1点だけでも取ろうと最後まで戦っていたが、それをいなして無理せずボールを回す、なんてこともしなかった。だからピンチもあった。準決勝という場で8失点した狭山は気の毒と言えば気の毒だが、レッズは相手に失礼な戦いはしなかったと思う。
 プロになると、状況によって戦い方を変えることも必要になってくると思うが、この世代では、大量得点をしても、0−0でも、負けていても、いつも同じ戦い方ができる(といっても、このチームが負けているのを僕は見たことがないのだけれど)のが、大事なことなのかもしれない。だから、選手たちに気の緩みはないだろう。第一、そんなものは国立のレッズサポーターの雰囲気が吹き飛ばしてくれるはずだ。トーナメントの形でいうと、どちらもアウェー側になる訳だし。

 さあ、レッズサポーターの応援を受けて、レッズとしては初めての高円宮杯を手にしてほしい。そしてトップチームに胸を張ってこう言うのだ。
 「僕たちは、先輩の前で初優勝しましたよ。必ず大宮に勝って決勝に行ってくださいね。そしてトップチームも初優勝してください」。
 それにしても、ダブルの取材かあ。僕にとっても初めての経験だな。

 今年もお世話になりました。更新は本日で終わりです。新年は5日にごあいさつします。良いお年を。
(2005年12月27日)
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