Presented by 埼玉縣信用金庫
Weps うち明け話
#059
楽しいね。両手を合わすと・・・
 両手をパン!と合わせる。さあ、右手が鳴ったか、左手が鳴ったか。
 そりゃ両方だわな。どっちかだけが鳴ったなんてことはない。
 パスミスになったとき、パスの受け手と出し手のどちらが悪かったのかは、簡単には言えない。強いて言えば関係が悪かったのだ。
 守備的MFから両サイドの選手に長めのパスがピタッと合う。これも見ていて楽しいが、サイドのスペースに走りこんだ選手に長めのパスがちょうど良く合うのはもっと楽しい。
 さらに、もっと長めのパスにサイドの選手が懸命に走ってゴールラインギリギリでダイレクトで折り返す。これは楽しいだけでなく、ドキドキするし、ゴール前に入っていく選手にとっては、どのタイミングでボールが来るかわかりやすい。

 今日、26日のナビスコ福岡戦(アウェイ)から小野伸二が復帰する。それはもちろんうれしいことだが、もっと楽しみなのは、18人のメンバーに平川忠亮が入っていることだ。
 ポンテの出場停止により山田がトップ下になる可能性が強い。そうすると、右サイドは岡野か永井か平川か…。平川ならば今季初めて小野と平川が一緒に先発することになる。これは今季の楽しみの一つだった。
 4月22日の清水戦の平川は決して悪くなかったと思うが、彼へのパスがほとんど足元に来ていた。ピタッといいパスなのだが、彼の持ち味はそこからドリブルで抜いていくのではなく、瞬発力で相手の裏へ抜け、そこでパスをもらって素早く中へ折り返すプレー。その場面があまりなかったため、多くのチャンスが作れなかったのかもしれない。
 平川のタイミングを一番よく知る男は小野伸二。「僕のパスを感じ取れるのはヒラだけ」と伸二が言えば、「僕のタイミングでパスを出してくれるのは伸二が一番」と平川が言う。その2人のプレーを長い時間見られるかもしれない今日の福岡戦。平川が今季一番の活躍をするかもしれないし、伸二はいろいろな雑音を吹き飛ばすプレーを見せるかもしれない。
 両手のどっちが鳴ってもいい。パン!といい音を響かせてほしいものだ。
 これが言いたくて、飛行機に乗り遅れる危険を承知で書きました。行ってきます。
(2006年4月26日)
〈EXTRA〉
 え?ごめんなさい。テレビ中継ないの?みなさんの分までじっくり見てきます。
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