Weps うち明け話 文:清尾 淳

#422(通算#787)

6日間のファイナリスト

 まだ柏戦のMDPの編集の最中なのだが、いま思い当たったことがある。
 このMDP440号には、「ナビスコ杯決勝進出!」という内容があまり多くない。
 
 初めて決勝に進んだ2002年は、G大阪との準決勝が10月2日。その3日後のリーグ戦のMDPに「ROAD TO FINAL」が特集されていた。「されていた」はおかしいか、自分で作ったんだから。当時はファイナリストになった喜びが本当に大きかったのだろう。
 初めてロンドンに遊びに行った95年、書店かどこかで、前シーズンのFAカップで優勝したエバートンの月刊誌を見て「ROAD TO FINAL」というページがあり、いつかこれをMDPでやりたい!という思いをずっと抱いていた。それが実現できて喜んでいた自分を思い出す。

 02年当時は準決勝から決勝までの1か月間「ファイナリスト」を満喫したと思う。だから決勝で負けた、というわけではないが、決勝進出の時点で一つの満足感を得ていたのは間違いない。


 あれから11年。天皇杯も含めて、カップ戦の決勝には何回か出た。そういう意味では、ファイナリストであることの誇りと、あと一つ階段を昇るための闘争心が同居できるようになってきた。
 また、ナビスコカップのファイナリストであることが、決勝の前のリーグ戦に何のアドバンテージももたらさないことも、よくわかっている。
 
 だから次の柏戦は、森脇と興梠がいない状態で、かつマルシオと柏木が万全ではない状態で柏に勝つ。そのことだけを考えなくてはいけない。特に鹿島戦が間に入ったので、ナビスコ杯準決勝で勝ったことは、一つ前の記憶になってしまった。ある意味では好都合だ。
 まずはリーグ第30節の柏レイソル戦。今年、ファイナリストを味わうのは、その翌日からの6日間だけでいいかな。
EXTRA
 といいながら、担当の順番の関係で今日のNHK「週刊サッカー王国」では決勝のことを語らざるを得ないのだが。

(2013年10月25日)

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