Weps うち明け話 文:清尾 淳

#430(通算#795)

今シーズンを振り返る①「頂点の近くで味わう悔しさ」

 11月30日(土)、サガン鳥栖に負けて、リーグ優勝の可能性が完全になくなったとき、最後まで優勝争いをすることの難しさを実感した。

 サッカークラブの役割は、ファン・サポーターとホームタウンの人々に喜びや希望を与えることだ。それには毎試合勝利することが何よりだが、全勝することは困難だ。しかし、常に上位で戦い、最後まで優勝の可能性を残していることが、たとえ優勝できなくても、それに次ぐ責任だと思っている。
 今季のレッズは、最終節を除いて、優勝が数字上の可能性だけではなく、手の届くところにいた。その点では担っている役割の半分以上は果たしたと思う。

 今季、決まり文句のようになった「勝負どころで勝てない」というのも、そういう状況まで上がってきたからこそ、出てくる言葉だ。横浜Mと1試合で引っくり返る位置にいなければ、アウェイの仙台戦で引き分けたとき、選手たちがあそこまでピッチに倒れ込むことはなかっただろう。ナビスコ杯でも、決勝に進まなければ、表彰台に上る相手を見る悔しさを味わわずに済んだはずだ。

 冷静に考えれば、今季は頂点に近づいたからこそ、そこに立てなかったことがいっそう悔しく感じられる、ということが言える。
 だが、チームの力が頂点に立つにふさわしいものになったのか、と言えば、そうではなかった、と言うしかない。何が足りなかったのか。
 いろいろ考えると、時間かな、と思う。優勝できるチームになるのには、まだ時間がかかるようだ。レッズの場合、その時間の猶予がないという条件があるのだが。

EXTRA
 今シーズンのレッズを思いつくままに振り返ってみる。書くことはいっぱいあるのだが、一度に全部書いてしまうと長すぎるし、ぼやけてしまうので、テーマごとに分けていこうと思う。だから1日2本、3本のアップになるかも。決して本数かせぎではなく。

(2013年12月18日)

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