Weps うち明け話 文:清尾 淳

#436(通算#801)

2013年最後のダービー

 劇的な内容だった。
 非常に締まった良い試合だった。

 柏レイソルU−15とは、今季の関東ユースリーグで1勝1敗。その1勝でレッズジュニアユースは柏を抜いて、関東1位になったわけだが、取材に行ったスタッフの話によると苦戦の末に、よく勝った、という話だった。
 ユースもそうだが、レッズは柏にあまり分が良くない(トップは? 判断が難しいな)。
 その柏レイソルU−15との準決勝は、前半、ミスの少ない柏のボール回しに苦しむ時間帯もあったが、要所では1対1の強さを発揮して、得点を許さなかった。レッズも徐々にボールが収まり出して相手ゴール前でチャンスを作るが、前半は無得点に終わった。
 
 後半、柏のビッグチャンスをGK関敦也が2回にわたってセーブすると、31分、萩原大智が右サイドをゴール近くまでえぐって折り返し、渡辺陽がヘディングシュート。これが決まって均衡を破った。その後は落ち着いて時間を使いながら攻めていたが、2分のアディショナルタイムが残り1分を切ったころ、柏のロングボールがレッズゴール前に上がり、受けようとした柏FWと、GK関が交錯。これがPKとなり、土壇場で同点に追いつかれた。
 しかし延長後半3分、再び萩原のパスから渡辺が決めて勝ち越し。さらに8分、反撃に来る柏のDFラインの裏へ抜け出した萩原が相手GKをかわして、決定な3点目を決めた。

 延長の末、3−1で決勝進出が決定。
 振り返ると、2回戦のカターレ富山戦も準々決勝の横浜M追浜戦も、先制しながら追いつかれるという嫌な展開だったが、そこで動揺を見せず、勝ち越し点を決めて勝ってきた。
 その経験が生きた準決勝だったのかもしれない。

 準決勝第2試合は大宮アルディージャジュニアユースが三菱養和SC巣鴨ジュニアユースを1−0で破った。
 今年の高円宮杯全日本ユース(U−15)選手権決勝は、「さいたまダービーin大阪・堺」となった。大宮とは今季、関東ユースリーグで1勝1敗だが、夏の日本クラブユース選手権の1回戦で敗れており、公式戦通算1勝2敗。その雪辱も果たしたい。

 決勝は28日(土)13時からだ。
 なおBS朝日で生放送(12時55分から)されるほか、1月9日(木)21時から、CSのテレ朝チャンネルで再放送される。

EXTRA
 当然、決勝進出も2005年以来。そう言えば、2005年の高円宮杯(U−15)決勝は、天皇杯準決勝の前座として国立競技場で行われた。その準決勝はレッズ対アルディージャで、レッズが勝った。だから何だ、ということはないが。

(2013年12月26日)

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