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Weps うち明け話
#265
年末、まだまだ
 一週間、バタバタと過ぎてしまった。

 12月18日(土)、今年のレッズサポーター望年会は132人の参加で行われた。詳細な内容は省くが、一つだけ報告して、参考にしてもらいたいことがある。今季のリーグ最終節終了後、橋本代表の挨拶がなかったことについて議論がいろいろあると聞いていたので、参加者全員を対象に質問して手を上げてもらった。

・最終節には代表の挨拶があってし当然だと思う。 32パーセント 
・最終節に代表の挨拶がないのは普通のことだと思う。 48パーセント
・どちらでもよい。 20パーセント。
 正確に数えたわけではないので、目分量だが、だいたいこんな割合だった。

 レッズは93年から、リーグ戦のホーム最終節でクラブからの挨拶は一切してこなかった。J2に落ちた99年も、J1に復帰した00年も、リーグ優勝した06年も。ピッチの中はチームとサポーターのもの。チームとサポーターによって劇場を盛り上げていけばいいのであって、場内アナウンスでもよけいな演出は極力避ける。クラブは表に出ない。このポリシーを最終節でも貫いてきた。
 そのポリシーが初めて破られたのが08年。リーグ戦第2節で監督を交代させ、巻き返しをはかったが優勝は果たせず、次季に向けたチーム作りも進まなかったシーズンだった。それでも代表の挨拶はあまり考えられないことだったが、あの年は長い間レッズに貢献してきた岡野雅行と内舘秀樹のさよならセレモニーがあった。藤口代表が挨拶することで、一度ケジメをつけないと、みんな不満を抱えたまま2人を送り出すことになってしまう。そういう意味もあって、初の代表挨拶があったのだ。もっとも大ブーイングで、話の内容は全く聞こえなかったが。
 だから昨年の最終節で橋本代表が挨拶すると聞いたとき、違和感があった。08年の異例を慣例にしてしまうの?他のクラブはほとんど代表が挨拶しているけど、チームとサポーターだけでホーム最終節を締めるのがレッズらしさじゃなかったの?と。
 だが2年連続、代表の挨拶があったことで、それが当然だと思う人が多くなったようだ。望年会の参加者が、サポーター全体の縮図というわけではないから、この比率がそのまま通用するかどうかわからないが、コラムの読者の方は、この数字を見てどう考えるだろうか。
 上記のことから波及して、思い浮かんだことがあるが、それは来週に。

 12月19日(日)、高円宮杯第22回全日本ユース(U−15)選手権の1回戦で、大阪の堺市へ行った。レッズの相手は名古屋FC。Jの下部組織ではないが、スピードがあるチームだということだった。先制点が大事だと思っていたが、開始1分半で條洋介が蹴ったCKのこぼれ球を進昂平が蹴り込んで先制。さらに2分もたたないうちに進のパスに抜け出した木所和樹が2点目。10分には廣瀬陸斗の右クロスを進がヘディングシュート。ポストに跳ね返ったところを柳下大樹が詰め、さらに13分、廣瀬の右折り返しを今度は柳下がそのまま決めた。メモを取るのも忙しく、13分で4−0。4−3−3システムの前線の5人がすべて絡んだ得点で、非常に気持ちのよいゴールラッシュだった。
 少し落ち着いてしまってから相手のチェックにパスが通らなくなったり、自分で行こうとしてカットされたりとリズムが作れず1点を返されて前半を折り返すが、後半はまた多くのチャンスを作った。ゴールは柳下の1点にとどまったが(柳下はハット)、相手の追撃を許さず5−1で勝利した。応援する父母やサポーターに挨拶に来た選手に号令をかけるキャプテンの須藤岳晟は「国立まで、応援お願いします!」と宣言した。
 残念ながら23日(木・祝)に同じ会場で行われた2回戦は、所用のため取材に行けなかった。CKから進のゴールで先制し、そのまま1−0で勝ったと聞き、ホッとした。25日(土)の準々決勝は大宮アルディージャとのダービーマッチの可能性もあったが、大宮が2回戦で負けたヴィッセル神戸との対戦になった。前回書いたように、これにも行けない。神戸とは夏のクラブユース選手権のグループリーグ初戦で当たり引き分けている。ぜひ勝利で決着をつけて27日(月)の西が丘で選手たちを見たい。

 全日本女子選手権には今年まだ一度も行っていない。初戦の3回戦(19日)も23日の準々決勝も、スタッフの高野和也が行ってしっかり取材してきたので、明日の新幹線の中ででも話を聞こう。今季新加入で、ずっとケガをしていた吉良知夏(神村学園高等部から)が出場し始め、良い動きを見せているとのこと。26日(日)に西が丘で行われる準決勝が楽しみだ。

 そして天皇杯。
 今日の大原の練習では、サポーターの横断幕が3本出ていた。明日の相手は今季2敗しているガンバ大阪。簡単には勝てる相手ではないが、Jリーグ勢として天皇杯3連覇はさせたくないし、ケガから復帰してきた直輝や達也のプレーをもっと見たい。もちろんロビーや細貝のレッズでのプレーは天皇杯が見納めになる。何よりも負けてシーズンを終わりたくない。05シーズンから07シーズンまで、毎回最後の試合は勝って終わってきた。その強さを取り戻してほしい。そして、もっともっと年末を忙しく!
(2010年12月24日)
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