Presented by 埼玉縣信用金庫
Weps うち明け話
#282
義援マフラー
 川口市でフットボールショップを営む知り合いから「義援マフラーを作る」という話をもらった。先日、4月2日に大原で青山学院大とレッズユースを相手に、トップチームが練習試合を行ったときに言われた話だから、もちろん彼もレッズサポーターだ。

 震災以降、自分に何ができるのか?と問いかけていた彼が、Jリーグ再開が決まったいま、自分ができることで復興支援をと考えたのが、義援マフラーの作製と普及だった。賛同してくれた取引先の製造業者も利益ゼロ、デザインしたデザイナーも利益ゼロ、もちろん当の本人も利益ゼロで製作原価を1本1,100円に抑え、900円の義援金を上乗せして2,000円で販売するという。義援金は赤十字を通じて被災地に送る。デザイン(写真)全体は特定のチームではなく、日本を意識したものにし、両サイドのフリンジに希望するカラーを入れることができるという。詳細は本人のブログを参照して欲しい。
http://blog.goo.ne.jp/football-people

「2,000円払う気があるなら、マフラーを購入しないで2,000円募金した方がいいじゃないか」
 そういう声があるかもしれない。だが、被災地への支援の形、アプローチの方法はいろいろあっていいし、むしろいろいろあった方がいいと思う。こういう取り組みがあれば、被災地への支援に参加しやすい人だっているだろう。
 また「原価1100円て高いんじゃない?」と思う人もいるだろう。たしかに去年のオフィシャルサポーターズクラブのマフラーを見てしまうと、そう感じてしまうが、海外で1万本以上製作するものとは比べられない。僕はあの業界にそれほど詳しくないが、この点では彼がブログで「ありえない金額」と言っているのを信じる。
 そんも上で、僕は彼のこの取り組みに賛同し、以下の2点で協力しようと思う。

1.この取り組みが震災支援詐欺でないことはもちろん、彼本人が製作原価の水増しや義援金のごまかしなどをする人ではないことを保証します。
 彼が清廉潔白、品行方正であるとまでは保証できないが(笑)、サッカーに絡んだことでウソはない人間だ。僕が収支のチェックなどもできる。参加しようかどうか迷っている人は、判断の材料にして欲しい。

2.4月9日(土)までに僕に申し込んでくれればまとめて注文し、4月24日(日)のJリーグ第7節名古屋戦のときに、埼玉スタジアム付近でお渡しします。
 彼のブログを見てもらえばわかるが、代金は注文時に支払い、送料もかかるとなっている。もしかしたら彼も埼スタでの受け渡しを考えているかもしれないが、僕が代金立替・受け渡し代行することで参加者個人の出費が抑えられ、この取り組みに参加しやすくなる人がいるなら、そういう協力をしたい。

 現地でのボランティア活動や物資の運搬など即効性のある支援に参加できる人は限られている。最もシンプルな形の街頭募金はなかなか長期間続けにくい。これからは自分たちの日常の営みを続けながらも、これならアクティブに協力していける、という取り組みが出てこないといけないと思う。日本の復興は、これから長丁場で全国民が少しずつ背負っていく事業になるのだから。
(2011年4月6日)
EXTRA・1
 義援マフラーの「僕への」申し込みはメールで下記へ。
 hag03546@nifty.com
 PCから返信可能なアドレスから送ってください。
 必要事項は、住所、氏名、電話番号、マフラーの本数。
 原則として4月24日(日)に受け取れる人に限ります。またフリンジはレッズの赤になります。どうしても違うチームのカラーがいいという方は書き添えてください。
 申込締切は4月9日(土)24時
 詳しい受け渡し方法は個別に連絡します。埼スタでの商行為と見なされないような配慮も必要なので。

EXTRA・2
 考えるのも嫌だが、今後は復興支援を名目にした犯罪や、道義的に問題のある取り組みだって出てくるだろう。「締切は明日!」などと言われるとつい焦ってしまうが、本当に長丁場の事業なのだから、すぐに飛びつかず、様子を見て参加していきたい。

写真
(2011年4月6日)
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