Presented by 埼玉縣信用金庫
Weps うち明け話
#289
予言
 こう言うと、あと出しじゃんけんみたいだけど、僕は今季の開幕戦が終わった後、周りの人に「今年の高崎寛之は5試合以内にシーズン初ゴールを挙げる」と“予言”していた。高崎自身にもそう言っていた。鹿島戦は、チームとしては今季7戦目になるが、高崎本人が出た試合としては5戦目。まあ、MDPとはいかなくても、せめてこのコラムででも公言していないと何の自慢にもならないが、自分では予感が当たって満足している。

 今季の高崎が、早い時期に得点するだろうと思った理由は2つ。1つは、FWの役割がいろいろと多かった去年までのサッカーに比べて、今季はシンプルに点を取ることが役割の第一に置かれていて、それは決して器用とは言いがたい高崎にとって、好材料だということ。2つ目には、ペトロヴィッチが高崎の良さをフィニッシュの点に見て、FWのファーストチョイスではないが、ゴールを奪うためのオプションとして考えていることが、練習などで伝わってきたからだ。僕に伝わってくるのだから、当然高崎本人もそれは感じているだろう。それがモチベーションとなって、また練習でのプレーに反映される、ということもある。
 チームメートから「いじられる」彼のキャラクターは変わっていないが、今季に入ってから高崎の顔つきが自信ありげになってきていたのは、僕の思い込みだけではなかったと思う。
 1シーズンでリーグ戦5試合出場1得点という昨年の実績に早くも並んだ高崎。いつか壁にも当たるかもしれないが、相手に厳しくマークされる前に、もう2〜3点は続けて稼いでおけるような気がする。

 で、高崎に関する予感が当たったので、もう一つ感じた「天啓」を披露しておこう。
 待望のマルシオ・リシャルデスのFK直接ゴールが次節に飛び出す。
 根拠?いや根拠というほどのものではないが、阿部勇樹のレッズ移籍後初のFK直接ゴールが、古巣のジェフ戦だったことを思い出して急にひらめいた。
 え?阿部のそのゴールは、レッズに移籍して3シーズン目だった?その部分は無視して、ポジティブなことだけ予言することにした。

(2011年5月25日)

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