Presented by 埼玉縣信用金庫
Weps うち明け話
#298
夏休み
 まったく中断のないJリーグというのは本当に初めてで、さらに開幕戦のあと2戦目の間に1か月半のブランク(これは中断期間とは言えないだろう)があった今季、早いのか遅いのか感覚がよくわからない。「もう8月」なのか、「まだ8月」なのか。
 だが8月に入って最初の試合を前にして思うことがある。
 公式戦9試合負けなし、というそのことよりも、僕は7月の7試合を全部負けなしだったことに、多少の驚きを持って喜んでいる。負けなしも、5月〜6月の5試合連続ドローではなく、4勝3分けだから立派なものだと思う。そりゃ7勝の方がいいに決まっているが、去年と一昨年の夏を思えば、大きな違いだ。
 夏といえば夏休み。子どもたちが試合に来る機会が増える。その時期に一度も勝てなかった昨年、あるいはアウェイも含めて夏休み中全敗(7連敗)だった一昨年。戦術の違いや練習量の違いが生んだ差だろうが、やはり、たまにホームゲームに来た子どもたちがレッズの勝利を見られないのは、残念だ。あるいは、親に連れられて来た子どもが、後日「またレッズ行くか?」と親に聞かれて、「いい」と首を横に振ったとしたら、その親の気持ちは想像するのもつらい。
 サポーターは、勝利以外にもレッズに求めるものは多いし、逆に、勝てなくてもこれが見られれば良しとする、というものがあるかもしれない。しかし、レッズの試合を見る機会がそう多くない子どもたちには、まずゴール、そして勝利、それに尽きるだろう。
 7月は負けなしで終わった。だが夏はまだ続いているから、レッズは夏に強くなったというには、これからが勝負だ。また昨季最終節の「12.4の奇跡」(by神戸)の雪辱も果たしたい。
 だが、そんな思惑よりも、明日は夏休みに入って2度目のホームゲーム。夏休み最初の試合は、10人になってから2点を取って勝つ、という、終わってみれば最高の展開だった。明日の神戸戦、そんな不利な状況になるのは真っ平だが、絶対に勝って欲しい、という気持ちはいつもに増して強い。
(2011年8月5日)

(2011年8月5日)

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