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Weps うち明け話
#346
レッズユースの戦い
 2日の日曜日にはレッズユースの高円宮杯U-18プレミアリーグ第11節があった。10チームがホーム&アウェイで戦うプレミアリーグ。これが後半戦の2試合目となる
 13時から大原サッカー場で青森山田高校との対戦。前半はどっちに転ぶか読めない一進一退の攻防が続き0−0で折り返した。
 後半20分、この日、先発を外れた中村駿介が途中出場。22分後に左サイドから関根貴大との連係でチャンスを作り、広瀬陸斗の先制ゴールにつなげた。
 ところが今季のレッズユースは先制すると追いつかれる展開が多い。また先制した5分後に追いつかれ、さらにその2分に逆転ゴールを許す。残り16分、流れとしては良くないパターンだ。
 しかし、この日は気持ちを見せた。後半30分、右サイドでボールを受け取った中村は、折り返すか縦にえぐる選択肢もあったが、ゴールへ向かいシュート。ファーに決めて同点とした。
 追いついたとはいえ、ドローの勝点1では満足できないレッズユース。終盤の45分に得た左CKから、中村が触り、エリア内でフリーになったボールを広瀬が蹴り込み決勝点とした。広瀬はアウェイの青森山田戦でも2点を挙げており、同一カード4得点の"青森山田キラー"になった。

 その前日の土曜日、レッズジュニアユースが関東ユース(U-15)リーグで横浜FMジュニアユースに敗れ、トップは大宮とドロー。
1分け1敗で土曜日が終わり、モヤモヤしていたものが、日曜日のユースの勝利で晴れた気がした。
 気持ちが晴れたのは、自分の行った試合でようやく勝ちを見たから、だけではない。
 レッズユースはこれが今季のプレミアリーグ2勝目だった。しかし6分けでの勝点6が利いて、勝点12となり、3勝2分け6敗の鹿島ユースを抜いて8位に上がった。プレミアリーグ降格圏の9位をひとまず脱することができたのだ。
 もちろん、まだまだ安心できる位置ではない。残りは7試合。残留への懸念を早めになくして、個人の成長を促すことに集中できる状況にしたいところだ。

 良い兆候はある。
 8月26日(日)にアウェイで行われた静岡学園戦は、2−6とリードされた後半40分から4点を奪い返し6−6の同点に持ち込んだ。
 その試合で後半36分に投入され、40分、42分に連続ゴールして火をつけたのは進昂平だった。その進は青森山田戦で先発し、立ち上がりは持ち前の思い切りの良いプレーでチャンスを作ったが得点できず、0−0の後半20分に中村と交代した。進は「どうして俺なんだ?」と納得できない様子だった。次の試合では、その悔しさをまたゴールに結び付けて欲しい。
 中村駿介。僕は今季の公式戦で彼が先発を外れた試合を初めて見た。青森山田戦のプレーは淡々として見えたが、心はメラメラと燃えていたに違いない。3点すべてに絡んだのはエースとしての意地の表われだろう。
 そして2戦連続で試合終盤の得点で勝点1、勝点3をもぎ取った粘りを持ち続ければ、リーグ後半戦の巻き返しは十分に可能だと思う。
 まずは次節、9日(日)の札幌ユース戦(13時・レッズランド)で連勝しておきたい
(2012年9月7日)
EXTRA
 名前だけ出してもなかなか馴染みのないユースの選手たち。広瀬、中村、進の3人だけ写真を載せておこう。他の選手もおいおいと。

写真1 写真2 写真3
青森山田戦の後半22分、先制点を挙げる広瀬陸斗(9.2) 青森山田戦で、途中出場してすぐに点に絡んだ中村駿介(9.2) 静岡学園戦で、2点目を挙げる進昂平(8.26)
(2012年9月7日)
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