Presented by 埼玉縣信用金庫
Weps うち明け話
#358
記念日
 ハッピーマンデー制度ができてから、東京オリンピックの開会式が1964年の10月10日だったことが忘れられていくなあ。といっても、自分自身も48年前は開会式などにあまり興味はなく、翌年「体育の日」ができて学校が休みになったとき、先生に「どうして去年までは休みじゃなかったんですか?」と質問して笑われたほどだから、あまり記念日としては意識しておらず、当時としては貴重な(週休二日制など夢にも思わなかった時代)休みとしてありがたかっただけだ。

 そういう意味では、日本人としての記念日を休日にするのは、意識させる有効な手段だ。もっとも4月29日や5月3〜5日は「ゴールデンウイーク」のポイント日としてだけ認識され、それぞれ何の日か知らない人も増えてきているようだから、祝日の意義がその日や季節、行事などを想起させることから、連休を増やすことへと実質的にシフトしてきているように思えてならない。
 いかん、年寄りの繰り言みたいになってきた。

 レッズの記念日は、何月の第二月曜、ではなく、何月何日とはっきり決まっている。クラブが「○○記念日」として定めたものは一つもなく、すべてサポーターの心の中に定着しているものだ。
 だから人によって多少の違いはあるが、その日を実体験している人なら誰でもうなずく「記念日」がある。

 5月16日
 5月29日
 9月 5日
11月 3日
11月14日
11月19日
11月20日
11月27日
12月 2日

 誰でも、というのは言い過ぎかもしれないが、9日挙げてみた。みなさんはどうだろう。ほかには11月25日、10月13日、5月17日というのも心に残っている日だ。

 この中で、すごいと思うのは、11月14日だ。今日、レッドボルテージで記念イベントも行われたから、あらためて言う必要もないが、レッズが(かつ日本のクラブが)初めてACLを制した日だ。
 すごい、というのはアジアチャンピオンになったからではない。それはこれからも来るに違いないし、FCWCの優勝だって、できれば僕の生きている間に実現して欲しい。

 だが、浦和レッズがアジアを初制覇した日が、埼玉県民の日だなんて、こんな偶然があるだろうか。日本に道州制が導入されて埼玉県がなくならない限り、この一致は消えない。
 ガンバ大阪もACLで優勝しているが、こんな一致はないはず、というか「大阪府民の日」というのは制定されていないから、あり得ないのだが。

 埼玉県民の日は、学校が休みで(私立高校は違うのか?)、子どもを対象とした公営の施設などの入場料が割引になったりするから、子どもを持つ家庭や学校関係者は覚えているだろうが、知らない人も多い。
 だが思うのだが、これから毎年浦和レッズは11月14日に記念行事を大々的にやっていったらどうだろう。具体的なアイデアは任せるが、そのイベント自体が人気を呼んでいったら、一般の人が11月14日を埼玉県民の日と自覚する一助となるし、同時にファン・サポーターがレッズをアジア、世界に送り出す決意を新たにする日になるだろう。ついでにアンチレッズのサッカーファンを悔しがらせる日にもなる(笑)。

 今日のレッドボルテージでのイベントや、あるいは大原のグラウンドを子どもたちに約30分開放したことが、そのきっかけになっていかないだろうか。ちょうど「ALL COME TOGETHER!」も行われているときだし。
(2012年11月14日)
EXTRA
 5月16日:1993年、レッズのJリーグ開幕の日
 5月29日:1993年、初めてJリーグで勝利した日
 9月 5日:1992年、初めて公式戦を行った日。MDPの創刊日
11月 3日:2003年、初めてタイトルを獲得した日
11月14日:2007年、ACL初制覇の日
11月19日:2000年、J1復帰を果たした日
11月20日:2004年、初めてリーグ戦でステージ優勝した日
11月27日:1999年、J2降格が決まった日
12月 2日:2006年、初めてJリーグチャンピオンになった日

11月25日:1995年、福田正博がJリーグ単独得点王になった日
10月13日:2001年、埼玉スタジアムがオープンした日
 5月17日:2008年、ビジターサポーターの蛮行により、レッズホーム時の埼スタの販売可能席数が6万人を切るきっかけになった日(南スタンドの緩衝地帯を拡充したため)

*最後の説明が長いな。


(2012年11月14日)
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