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#078
我慢しました、復帰までは
いまだに「清尾さん、あのコラム楽しみにしてたんですよ」と言ってくれる人が2人いるので、心を入れ替えて書くことにしました。MDPもないし、天皇杯も終わったし。 さて、タイトルの「我慢しました、復帰までは」というのは、このコラムのことではない。今季のレッズについての批判だ。特に8月以降について。 レッズは7月20日、「第2回浦和レッズシーズン2000を語る会」を500人のサポーターを集めて開催した。それについては、このコラムのNo76とNo77で触れた(となると、それを最後に4カ月も中断した訳か)。 「語る会」で飽き足りなかった僕は、8月26日、「第2回浦和レッズ・オフスタジアムサポート会」を開催した。もっと議論を戦わせたかったからだ。 そこでは「とにかくJ1に上がらなければ意味がない。いろいろ思うことはあっても我慢して、復帰までは全力で応援する。しかし復帰したら、今後のレッズに言いたいことを言わせてもらう」という意見が大勢を占めた。そしてレッズサポーターは、9月以降、それを実行してきた。 「めでたく」か「ようやく」か、とにかくJ1復帰を果たした今、レッズサポーターは言いたいことを言う権利があるし、クラブはそれを聞く義務がある。本当なら今年のうちにその機会を持つべきだが、なにせ昇格決定が11月19日。天皇杯の1週間前とあっては、それも難しいのはわかる。 クラブは来季もシーズン前に「語る会」を予定しているようだし、それは大事なことなのだけど、今年のようにシーズン開幕1週間前にやってもなあ、という気はする。そんな時期に初めて語っても、第1ステージには何も反映されない。新監督の方針を聞いたり、人柄に触れたり、という意味では意義のあることだから、それはそれでやってほしいけど、その前に、サポーターが意見を言う機会を作ってくれ。 という訳でクラブだけに任せずに、「第3回レッズサポーター・オフスタジアム・サポート会」を下記の要領で開催します。ふるってご参加ください。なお今回から会の名から「浦和レッズ」をはずし、「レッズサポーター」の名を入れました。これはクラブ主催のものと混同されないようにするためです。会にはクラブのスタッフにも出席を要請します。ただし、クラブ主催の会ではありませんから、ここでの発言などは非公式ものとして扱います。
(2000年12月26日)
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