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#293
自信
１３日、田中 マルクス闘莉王の移籍記者会見に行ってきた。クラブのオフィシャルＨＰでも詳しいが、彼の発言を、思い出すままに並べると、「プレッシャーは去年の倍以上になる。自分はその方がやる気が出る」「レッズは良くなっているチームだがリーグ優勝がまだない。初優勝のときに自分の名前があればうれしい」「サポーターが日本一、というのも（レッズを選ぶ理由に）あった。負けたときのプレッシャーが大きい方がいい」「自分の力が出せればレギュラーは取れると思っている」…。
細かい表現は違うかもしれないが、ニュアンスは伝わっているはず。失礼ながら「ナマ闘莉王」は初めてなので、この力強い言葉が自分を売り込むためだけのものなのか、本心であり実現できるものなのか、それはシーズンが始まってみなければわからない。しかし、自信がなければこれだけ自分を追い込むようなことは言えまい。スタメンは言葉のプレゼンテーションで決まる訳じゃないのだから。
それともう一つ。別に闘莉王に限らないが、質問する記者が社名と氏名を名乗るたびに、その当人に向かってていねいに頭を下げていた、その礼儀正しさと併せて考えると、彼がただのビッグマウスではなく、有言実行の男なのではないか、と推測するのだけれど…。
（２００４年１月１４日）
＜追伸＞
昨日のコラムで「来週には新監督も来日する」と書いたのは勘違い。ブッフバルト監督の来日は再来週。来週は大原のクラブハウスの竣工式でした。申し訳ありません。
＜追伸２＞
ＭＤＰは毎号、資料用に何部か余分に手元においてあるが、シーズンが替わると、保存用の数部を除いて廃棄処分にする。本当にもったいない気がするけれど割り切るしかない。でも割り切れないのが、毎号買っていて、たまたま行けなかった試合、遅れて行った試合でＭＤＰが買えなかった人の話。去年も何度か聞いた。完売は製作者としてうれしい半面、買えずに悔しい人の気持ちを思うと複雑だ。
で、去年の大掃除をあまり真面目にやらなかった結果、２００３シーズンのＭＤＰはまだ捨てずにあるのだが、もし必要な人がいたら分けて差し上げたいので連絡してほしい。販売用ではないので本来売るわけにはいかないのだけど、他の人は３００円で買ってくれているので、タダという訳にもいかない。送料を含めて代金を切手で送ってもらうことにする。２００３シーズンの分は「ＥＸＴＲＡ」（シーズン前の増刊号）を除き、全部残っているけど、希望者多数の場合はメールの先着順にお分けするので、まずはメールで申し込みを。なお整理の都合上、１月１９日（月）２４時を締め切りにします。宛先はHAG03546@nifty.ne.jpへ。「ご意見ご感想」からは不可。