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27t
それにしても5日は好天だった。2日前には雨の中での仕事を覚悟していただけに、雨が上がるだけでもありがたかったが、なんと9月の陽気とか。そこまで暖かくならなくても…。でも横浜は雪だった。 え、知らなかった?横浜国際総合競技場のホーム側ゴール裏。マリノスの選手紹介のとき、粉雪が降っていたじゃない。選手入場のときはボタン雪ぐらいになって、試合中もずっとチラチラと粉雪は舞っていた。最後まで吹雪にはならなかった。 とか言ってると、またツッコミが来るからこのへんで。でもホント、少しは期待してたんだけどな。レッズがやるときは、どこでどう撮ったら一番きれいか、迫力があるか、などと考えているから純粋に楽しめない。たまにはじっくり堪能させてもらおうか、と思ったのに。 ったく、芝居の小道具じゃないんだから。 ところで11月20日の駒場の紙吹雪の量だけど、「14t」とかいろんなメディアに書かれているのはなんだ?何か根拠があるのか?もしかして新聞270年分、とかいうのを計算したのか?で、270年分というのはどこから来たの?もしかして、このコラムの#350にある僕の計算を鵜呑みにしたのか?あれは、「たとえば」という試算だったのに、それが一人歩きしていたのなら恐ろしい。 ところで息子が「マイケルさん、テレビに出てたよ」というので録画を見たら、あ、ほんとだ。でも次の瞬間、驚いた。 「まあ、20tはくだらない…」。 マイケルさん。そりゃナンボなんでも多すぎないか?測った訳でもないのに。20tと言えば2万kgだよ。駒場の2万人が1kgずつ撒くの?1kgってば、かなりの量だよ。まあ誰にもわからないから、いいか。 と思っていたら驚いたのなんの。20日の駒場から出たゴミの量、清掃業者の調べで30tあったんだと!通常の試合の日のゴミが3tぐらいだというから、じゃ何か?紙吹雪が27tあったのか!ぶったまげた。そしてマイケルさん、ごめんなさい。「20tはくだらない」、見事に当たってました。 という訳で、「2004年11月20日、レッズのステージ初優勝の日の駒場で撒かれた紙吹雪は27t」ということで、今後統一しましょう。で、それって全国紙何年分なんだ? さあ、次の勝負は埼スタ。紙吹雪はないだろうけど、キックオフ直前には、まず選手の気合を膨らませる何かをサポーターは用意しているだろう。そして、その気合を試合中維持し続けるためには、みんなの声しかない。 昨日(7日)のエメルソンは、まるでアニマル浜口だった。 「何より気合だ。相手より気合入れないと勝てない。どれくら浦和にとって大事な試合かわからないと勝てないよ」 うれしいじゃないか。サポーターはプレーすることはできない。けれど、次の試合でエメルソンが「一番大事」という気合を選手に入れることはできる。というか得意のはずだ。 11月20日、史上最大の紙吹雪でステージ優勝を祝った。 12月11日、史上最大の気合を選手たちに注入しよう。そのために、史上最大の声を。何ホンかは知らないが。 ![]() (2004年12月8日)
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