だから、締め切りは8月4日にしたのに。
選手のコンディションなどを、新聞やネット情報などでなるべくギリギリまで見極めて応募してもらおうと思っていたのに、早い人で、コラムがアップされたその日にメールを送ってきてくれた。その時点では「予想」というより「霊感」に近い。まあ、それも面白いけど。
8月6日清水戦のスタメンを当てた人は3人。いずれも4日になってから応募した人だ。僕だって、2日や3日の段階で予想しろと言われたら永井は外せないだろう。長谷部のトップ下に横山、セルヒオの2トップ。前線3人の平均年齢は19歳という若さだった。2トップにゴールはなかったが、役割は果たしたと思う。開始直後のシュートで、清水DFに「こいつらフリーにできない」と思わせただろうし、その後も狙いは見えた。オフサイドが一つもなかったところが、逆に中盤とのコンビネーションがいま一つかな、と感じたが、ゴールに絡む可能性はあった。横山は前半16分にペナルティエリア前でFKをもらったし、セルヒオは後半、長谷部や酒井と良い絡みを見せてチャンスを作った。
さてホーム&アウェーのトーナメントで第1戦のアウェーで勝利。引き分けでまずまず、0-1でも何とかなると思っていたので、それから考えると1-0のこの結果はOKだ。だけど、十分という訳ではない。多少はレッズに有利というだけで、第2戦でどっちが先取点を挙げるかがポイントというのは同じなのだ。
2003年のナビスコ準決勝の対清水第1戦をアウェーで0-1で落としたが、ホームで当然のように逆転勝ちした。そのことを思い出せば、アウェーで勝ってホームに帰ってくるのは断然有利に感じるが、一昨年のあのときは0-1という状況が逆に緊張感を生んで、サポーター、チームが一体となって第2戦の勝利を引っ張ってきた。
アウェーで0-1からでもホームで逆転できたのだから、アウェー1-0でホームなら楽勝。そんな保証はどこにもない。リーグ戦、清水のアウェーで勝利。カップ戦だけど日本平で勝利。ジンクスを次々と破ってきたのは喜ばしいが、だったらレッズのホームでは清水に負けない、というジンクスもあてにぜず、必勝の気持ちで14日に備えたい。 |