おいおい、最終節、つまりMDPのシーズン最終号の製作真っ最中なのにコラム書いてる余裕があるんだったら、ふだんからもっと真面目に更新しろよ。ごもっとも。だが理由は後でわかる。
いま悩んでいることが二つ。
26日に味スタから帰った直後から届き始めたMDPへの投稿メールが、29日24時現在68通。今もチェックするたびに1通、2通と増えている。
最近、MDPについて取材されたとき「ネットの掲示板やブログの普及で、MDPへの投稿は以前に比べて大きく減っている」と言った。現在、MDPに毎回載せている投稿は多くて8通ぐらいだと思う。「もっとスペースを増やせ」という意見ももらったが、「じゃあ、あんた自身、何か書いてきてよ」と言いたくなるほど少ないから、それぐらいでちょうどいいのだ。
今回はこんなこともあろうかと、サポーターのページをいつもより増やしてもらったが(先見の明!)、当然68通(メールだけでこの数字)は収容できない。しかも、そのほとんどが載せたい内容だ。
ナビスコの決勝で特別号を過去3回出したが、そのときも困った。200通以上の投稿を何度も読み、3分の1に選別するのに丸2日か3日かかった。だってどれも外せないんだ。みんなの決勝にかける思いが詰まっていて、読めば読むほど切れなくなった。
ナビスコの決勝のときは特別号だから、オフィシャルホームページやこのコラムで投稿を募集したから、それだけ来るのもよくわかる。でも今回は何も言っていない。でも最後の闘いの場に臨んで、言わずにはいられない。そんな思いが集まったのだろう。仲間に、あるいはロッカールームでMDPを読む選手に、これだけは伝えたい。すべてはレッズを勝たせるために。これはもうミニコラムと呼びたい。
実は僕もそうなのだ。忙しいのは間違いないが、最後の決戦が近づくにつれ、2日の前に言っておきたいことがどんどん浮かんでくる。山だからこうやってパソコンを開いてしまうのだ。(うわっ!陳腐。文章作ってる。パソコンはだいたい開きっぱなしのくせに)。
数日前からサポーターの有志が「街を真っ赤に染めよう」と運動しているのも同じことだろう。前日と前々日、浦和駅前でダンマクに寄せ書きを呼びかけるそうだが、それに応じる人たちもまた同じ。
だんだんテンパッてくる。そして自分にできることはすべてやっておきたくなる。後悔しないように。
こんな気持ちを味わえる自分たちは、本当に幸せだと思う。
さあ、もっと幸せになろうや。12月2日。 |