Interview 03

FP相談員
(彩りプラザ職員)
の仕事

2009年入庫
山口 由季

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

人の財産に携わる
業務の重みと責任感。

現在、私は「彩りプラザ」という近隣の通常店舗と連携して法人・個人のお客さまに最適なソリューションをご提供するための部署でFP相談員として働いています。これまでのキャリアで預金、融資、マネーアドバイザー、得意先、人事部とあらゆる職種を経験し、産前産後休業、育児休業を経て現職となりました。FP1級の資格はFP相談員になってから取得したのですが、子育てをしながらの勉強には苦労しました。もちろん自主勉強にも励みましたが、《さいしん》で実施している「FP1級対策講座」の受講が大いに役立ったと思います。FP相談員は、より専門的な知識を求めて、近隣店舗の職員がお客さまに紹介するものなので、「高度なスキルが必要になるぞ」という責任感が私を突き動かしました。

FP相談員には財産相続に関する業務があります。《さいしん》を通じて財産の遺し方を決めていくサービスです。遺言書には財産分与に対するお客さまの思いを記した「付言(ふげん)」と呼ばれるメッセージが添えられるのですが、それをご家族の前で読み上げる際にはいつも涙してしまいます。生前にお客さまからご家族に対する想いを聞いているので、感慨深くなってしまうのです。自分が携わっている仕事の重みを感じる瞬間です。

子育てと仕事は先輩たちに助けてもらいながら両立しています。「仕事はフォローできるけど、子どもにとってのお母さんは山口さんしかいないんだからね。子どもとの“今”を大事にしてね」と先輩から優しい言葉をかけていただいたときは、《さいしん》で働くことができてよかったと思いました。これからは中小企業診断士の資格取得も目指そうと考えています。簡単ではありませんが、お客さまの相続や事業承継につながる知識を身につけ、幅広いご提案ができるようになりたいです。

お客さまの家族構成などをお聞かせいただき、この先で起こりうる相続問題について一緒になって考えます。
FP相談員は近隣店舗の職員からご紹介されたお客さまを担当します。情報を共有しつつ、最適なご提案を行います。

わたしリラックス

育てて、つくって、
食べる、親子時間。

家の敷地にある畑でいろいろな野菜を育てており、親子で収穫して食べるのが楽しみです。お客さまが育て方を教えてくれることもあります。また、梅干しを漬けたり、よくパンやお菓子づくりもします。親子そろって、食べることが大好きです。