相続
相続問題は増えるばかり、他人事ではありません
相続手続きと相続にまつわるトラブルは、他人事ではありません。家庭裁判所における遺産分割に関わる件数は20年以上増加傾向で、裁判所に持ち込まれていない件数も含むと大変な数になっていると思われます。裁判になっている遺産の額は1,000万円以下が32.9%、5,000万円以下になると75%を超え、比較的遺産の少ないケースで「争続」になっていることが分かります。遺されるご家族のために遺産対策を考えておくことが大切です。
出典/人口動態統計(厚生労働省)及び司法統計(家事事件編)
相続税の改正によって納税者が増えています
平成27年1月から相続税制が変わり、基礎控除額(非課税枠)が大幅に引き下げられました。
以前であれば相続税がかかっていなかった方でも、現在の税制においては相続税の納付が生じることがあります。納税対策についても考えておくことが大切です。
《さいしん》のアドバイス
《さいしん》では相続に関するご相談を承っています
肉親同士の「争続」は悲劇です。それを避けるために、ご家族の誰に何を遺されるか、あらかじめ決めておくことが大切です。遺言がなく、突然のご病気などで亡くなってしまう場合、法定相続人それぞれの考え方、言い分で主張や財産の処理の仕方などが異なり、調停が必要になってしまいます。
遺言信託や遺言代用信託などをご利用し、受取人を明確にしておくことでトラブルを防ぎ、ご意志の通りの財産分与を実現できます。
また、納税が必要になったときの資金もあらかじめご用意する必要があります。遺言代用信託や一時払終身保険などで備えておくと、速やかに資金をお支払いできるので、ご遺産を大切なご家族に安心して引き継ぐことができます。また生前贈与による対策、お孫さまへの教育資金贈与信託などへの活用も可能です。《さいしん》はお客さまの思いに寄りそってご相談を伺い、相続、遺言についてベストなご提案でお手伝いいたします。
相続に関する情報
2021年の法改正等により、2023年4月以降、相続や不動産に関する民法等の基本ルールが変更となります。
制度の詳細については、法務省のホームページをご覧ください。